
今回は日本第一党の国防・外交政策 (令和二年六月時点)を見てみましょう。議員はこんな感じです

属人化された政策

率直な感想としては、議員を作成するに当たって、私の方で信条・事実を推測しなくてはいけなかったものが多かったです。例えば③では核戦争について党としてどう考えているか、明確には信条を読み取ることができず、「核戦争に備えたい」と、少し曖昧な記述になっています

ちょっと重箱の隅をつつきすぎじゃない? そのくらいの曖昧さはどの政党の政策にもあるでしょ?

そうかもしれません。ただやはり「知っている人にしか伝わらない」という書き方をする傾向があるように思えます。⑥も「戦後日本からの脱却」という信条・事実と「所有権の主張」という施策のつながりがわかりにくいですね

多少の欠点があっても、私は巨大な権力と闘おうとする桜井氏のような人は好きだけどね。あなたはそういう人、嫌い?

私は、政治家を好きとか嫌いとかで支持することはできません。私が言いたいのは、この国防・外交政策が、党内でちゃんと検討され、言葉を練った上で提示されているのか疑問だということです

なるほど。その根拠は?

一番の疑問点は、日本第一党の国防・外交政策には「拉致被害者奪還」が含まれていないということです。「拉致被害者奪還」は外交上重大な懸案事項かつ、彼らのスタンスと矛盾しない政策どころか、真っ先に挙げても良いはずの政策であるにもかかわらず、なぜか入っていません。党内で政策を議論する環境が整っておらず、準備不足のままサイトに掲載してしまったと推定するのには十分です

ふむ。政策の属人化が問題と言いたいのね
属人化の弊害

政策が属人化されることの弊害は数え上げたら切りがありません。講座の方でも触れましたが、重大なものを三つ、もう一度確認しましょう
信条・事実が曖昧になる

信条・事実が曖昧だと、なぜその政策を推進するのか、しっかり吟味されないまま政策が実行されてしまいます。またこの曖昧さを外部の攻撃者に利用され、個人攻撃や、主張していないことを主張したようにデマを流される「ストローマン攻撃」を受けやすくなります
反対意見が抑制される

政策が党首などの権力者に属人化されると、支持者は反対意見を言えなくなってしまいます。彼らは反対意見を述べることを諦め「あの人に任せておけばいいんだ」と思考停止し、党が間違った判断をしてしまったとき、路線変更できなくなってしまいます
継続性の欠如

政策がきちんと明文化されないと、後継者を作ることが難しくなります。パッと出て国をひっかき回し、後のことは知らん、なんて政治家・政党は、はっきり言って迷惑です。後継者を育てない政党に国を任せることはできません
課題とまとめ

日本第一党の課題はワンマン路線を改め、後継者を育てることでしょう。そのためには政策を明文化し、意見を広く受け入れ、議論を尽くさなくてはなりません

あれ、もう終わっちゃったんですか?

みひろ、遅刻よ。罰として好きな人の名前を言いなさい?

え、いきなりなんですか。嫌ですよ~

咲良は言ったわよ?

誰ですか!? 気になります!

え、ちょっと。そんなの言ってないって……