
今回は議員に対して賛成の場合、あるいは反対の場合に具体的にどうしたらよいかについて解説します。では議員さんに登場してもらいましょう

NHKをぶっ壊す!


今(2019年)話題の方に来ていただきました。もちろん実在の方の主張は上の図のように単純ではありません。デモンストレーションのために簡略化させていただきました。ちょっとこの状態で投票を行ってみましょう

投票結果は以下の通りです


話題になってるだけあって、結構高いですね

ではさっそく賛成・反対の両面から明確化を行っていきましょう
「反対」が議員を育てる

まず「賛成」の場合、議員に対して何ができるでしょうか?

賛成なんだから、賛成票を投じるくらいよね。あとは信条・事実を補強する根拠を追加するとか

その通りです。反対者が行動するまで、賛成者にできることはあまりありません。しかし反対者がなんらかの行動を起こせば、賛成者はカウンターアクションをとることによって議員を洗練させることができます。つまり反対者こそが議員を育てるのです。という訳で、まずは反対の立場からやってみましょう
信条・事実に対する反対

反対者は最初に何をすべきか。反対票を入れるのも良いですが、もっと効果的な方法があります。それは、施策から推定される、皆が賛成しにくい信条・事実を追加することです。例えば、

議員さん、今の施策に「NHKには有益なコンテンツは一つもない」を追加して

分かりました。新たな主張は以下のようになります


私、NHKのアニメ、好きなので、観れなくなったら困ります!

紅白歌合戦や大河ドラマも、人選は多少疑問があるけどなくなったら寂しいわね

施策にかかる信条・事実が複数ある場合は、投票結果の最低値が選択されます。この状態で投票をお願いします

投票結果は以下の通りです


わ、すごく落ちた!

各々の投票結果はかけ算されるので、効果的にスコアを落とすことができます
副作用の追加

かけ算が効果的ということは、副作用の追加でもよいということです。NHKが解体されることによって発生する、好ましくない効果。何かありますか?

NHKは放送技術の研究もやっているのよね。あまり利益には直結しないから、民放に任せるのは難しいわ

では副作用として、「放送技術研究の停滞」を追加して投票をお願いします

投票結果は以下の通りです


20%が半分の10%に……。またスコアが落ちましたね

ここで攻撃方法をまとめておきましょう
「反対」による、新たな気づき

さて、ここで賛成者は新たな根拠を追加し、賛成率アップを図りました。それは「受信料の算定方法や使途が不透明である」と「集金人の横暴な振る舞い」の二つです

主張を更新します


ふふ、あなたが何を意図しているのか、お見通しよ。その二つの根拠、施策とうまくつながっていないのよね?

そうです! NHK解体は、その二つの問題を解決する方法のうちの一つに過ぎないのです

え? え?

つまりね、賛成者が本当に解決したいのはその二つの問題であって、「受信料を払いたくない」、もっとわかりやすく言えば「受信料を払わない」は実際のところ信条・事実ではなく、そのための方法、つまり施策なのよ

あー、なるほど。信条・事実があやふやなんですね

反対者の攻撃に対する賛成者の対応によって、本当に解決したい問題とアクションの不備が浮き彫りになりました。これは賛成者独力では明らかにできなかったことかもしれません
アクションの追加

では今度は賛成者の立場に立ち、今の中途半端な状態を改善してみましょう。その二つを独立させ、新たな施策を追加します。「算定や使途が不透明」については「税金化」、「横暴な振る舞い」については「給与天引き」を施策としてアクションを追加します

主張を更新します


これで反対者の攻撃から、賛成者が一番深刻だと思っている問題を逃がすことができました。これに対してもまた攻撃を受けるでしょうけど、その都度同じような方法で防衛することができるでしょう。これで投票を行います

結果はこのようになりました


新しく追加されたアクションの方はスコアを持ち直しましたね
副作用への対応

今度は副作用への対応方法を解説します。副作用とは施策を行うことによって発生する新たな問題です。よってその問題についてもアクションを追加することができます。では「放送技術研究所を国の機関として独立させる」を追加します

更新しました


これをやると、どうなるんですか?

この部分のスコアで副作用の重大性を軽減することができます。投票してみましょう

結果は以下の通りです


ホントだ。10%から14%、前よりも少しスコアが上がっています

ここで攻撃への対処方法についてまとめます
まとめ: 賛成・反対者は互いに敵対者ではない

賛成者ができることは、反対者の攻撃方法に比べて正直インパクトは少ないです。しかし結局のところ、賛成者が頑張らない限り何も変わりません。現状を変えたいという情熱を失わず、地道に頑張ってほしいです

賛成者と反対者は生みの親と育ての親。敵同士じゃない。どっちが欠けてもダメなのよね

その通りです
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